- 1 【カナダ在住5年以上の結論】Wiseは最強。でも、知らないと損する「落とし穴」も。
- 2 YouTubeで内容を”聴くだけ”で確認
- 3 ステージ1:渡航準備〜到着直後編|カナダ生活のスタートダッシュを決めるWise初期設定術
- 4 ステージ2:日常生活編|家賃から割り勘まで。在住者だけが知るWiseとInterac e-Transferの使い分け
- 5 ステージ3:徹底活用編|Wiseデビットカードは「国境を越える魔法のカード」だった
- 6 ステージ4:上級者向け注意喚起|私が5年間で経験したWiseの「まさか!」の失敗談と警告
- 7 【結論】それでも私がWiseを心からお勧めする理由と、お得に始める紹介コード
【カナダ在住5年以上の結論】Wiseは最強。でも、知らないと損する「落とし穴」も。
こんな悩みはありませんか?
- カナダでWise(ワイズ)って便利って聞くけど、本当に使えるの?
- 海外でのお金のやり取り、なんだか難しそうで不安だな…
- 損しない Wise の使い方が知りたい!
海外で Wise のようなサービスを使う時、「結局どうすれば一番お得なの?」「何か注意することはないの?」と、みんな悩んでしまうことが多いです。
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この記事ではWiseの一般的な機能説明は最小限にします。その代わりに、私がこの5年間、実際に身銭を切って試行錯誤しながら見つけ出した、徹底的に「カナダでWiseをどう使いこなすか」という、極めて実践的なノウハウに焦点を当てます。
あなたは「Wiseが便利」なことは知っている。私がここでお伝えしたいのは、「カナダでWiseをどう使えば生活が劇的に楽になるか、そしてどんな失敗を避けるべきか」という、一歩踏み込んだリアルな知恵です。
Wiseの仕組みについてはこちらの記事をご覧ください。
YouTubeで内容を”聴くだけ”で確認
私が5年間、身銭を切って学んだ「カナダ特化」のリアルな知恵を全て伝えます
私はカナダに来てから今日まで、生活のあらゆる場面でWiseを使い倒してきました。「渡航準備の初期費用送金」から始まり、「カナダでの家賃の支払い」、「友人との割り勘」、「アメリカ旅行」、「日本への送金」、そして「まさかのアクシデント」まで。成功体験だけでなく、正直に言えば「あの時知っていれば…」と悔やんだ手痛い失敗も数多く経験しました 。
この記事では、そうした私の5年間のリアルな体験談を、渡航準備から日常生活、そして上級者向けの注意点まで、時系列とユースケースに沿って余すところなくお伝えします 。机上の空論ではない、カナダの土の上で培った本物の情報だけを詰め込みました。
(初心者向け:Wiseの基本機能はこちらの記事で解説しています)
もし「Wiseがそもそも何かよくわからない」という方がいらっしゃいましたら、まずはWiseの基本的な機能やメリットを解説した一般的な記事をお読みいただくことをお勧めします。この記事は、その次のステップに進みたいあなたのための、カナダ特化型・応用編と位置付けています。
ステージ1:渡航準備〜到着直後編|カナダ生活のスタートダッシュを決めるWise初期設定術
カナダ生活の成否は、最初の数週間でどれだけスムーズに金融インフラを整えられるかにかかっています。Wiseは、カナダであんしんした生活を行うための”大切な準備期間”における最強のツールなんです。
日本にいる間に絶対やるべき!「Wiseカナダで登録」の正しい手順と必要書類
カナダに到着してからWiseに登録するのでは遅すぎます。必ず、日本にいる間にアカウント開設を済ませてください。これが鉄則です。
登録手順の概要
- アカウント登録
Wiseの公式サイトへ行き、メールアドレスと携帯電話番号を登録し、パスワードを設定します。この時、居住国として「カナダ」を選択してください。
- 残高(Balance)の開設
ログイン後、「残高を開く」から希望の通貨(まずはカナダドルと日本円)を選んで有効化します。
必要書類と「先輩」からのワンポイントアドバイス
- 写真付き身分証明書
パスポートが最適です。カナダの運転免許証はもちろんまだ持っていないはずなので、「パスポート」を使いましょう - 住所証明書類
ここが最初の関門です。Wiseはカナダの住所が記載された公的書類(銀行の明細書、公共料金の請求書など)が必要です 。しかし、渡航前のあなたにそんなものはありません。
これが一番のおすすめであり、ほとんどの人がこの方法で解決しています。実は、カナダの主要銀行の多くは、海外からでも渡航前に口座を開設できるサービスを提供しています。
<具体的なステップ>
- 渡航前にカナダの銀行口座を申し込む
日本の自宅から、RBC、CIBC、TDバンクといったカナダの大手銀行のウェブサイトにアクセスし、新規居住者(Newcomer)向けの口座開設をオンラインで申し込みます。 - カナダの「郵便物を受け取れる住所」を登録
申し込みの際には、カナダで最初に滞在する住所(短期の賃貸、ホームステイ先、友人宅、大学の寮など)を登録します。 - 銀行の電子明細書(e-statement)を入手
口座が開設されると、銀行の公式アプリやウェブサイトから、あなたの名前と登録したカナダの住所が記載された電子明細書や口座情報のPDFをダウンロードできるようになります。 - その明細書をWiseに提出する
この銀行の明細書が、Wiseが求める正式な「住所証明書類」として認められます。
【ポイント】
この方法の鍵は、「Wiseの登録より先に、カナダの銀行口座を開設する」という順番です。先に銀行という土台を固め、そこで発行される公式書類を使ってWiseのような他のサービスを認証していくのが、カナダでの生活準備をスムーズに進めるコツです。
もし銀行口座の開設が難しい場合は、以下の書類が認められる可能性があります。
- 正式な賃貸契約書 (Tenancy Agreement)
渡航前にアパートなどの賃貸契約を正式に結んでいる場合、その契約書が有効なことがあります。 - 大学やカレッジからの公式書類
留学生であれば、大学の寮への入居許可証や学費の請求書など、学校が発行した公式な書類が使える場合があります。
いずれの書類も、あなたの氏名とカナダの住所が明確に記載されていることが条件です。
カナダ到着後1ヶ月間滞在するAirbnbや仮住まいの住所で登録を進めます。その後、カナダで実際に住所が決まり、現地の銀行口座を開設して明細書が手に入ったら、速やかにWiseの登録住所を更新するのです。この手順を踏むことで、カナダの銀行口座がなくても、到着初日からWiseをフル活用できます。本人確認は通常1営業日ほどで完了しますが 、早めに手続きを開始するに越したことはありません。
この初期設定が、カナダ到着直後の金銭的な不安を解消する生命線となります。
私が実際に使った!日本円からカナダドルへ、初期費用を最もお得に送金した方法
渡航準備で最も大きな金額が動くのが、当面の生活費や学費といった初期費用の送金です。ここでWiseを使うか使わないかで、数万円単位の差が生まれます。
多くの人が見落としているのが、銀行の「隠れコスト」です。銀行は「送金手数料無料」を謳っていても、実際には為替レートに手数料(マージン)を上乗せしています 。
【実践】「隠れコスト」の見抜き方
送金前に、Googleで「CAD JPY」と検索してみてください。そこに表示されるのが、銀行などが取引で使う「ミッドマーケットレート」と呼ばれる本当の為替レートです。次に、あなたが使おうとしている銀行が提示する為替レートを見てください。その差額こそが、銀行が利益として得ている「隠れた手数料」です。
Wiseの最大の強みは、このミッドマーケットレートをそのまま適用してくれる点にあります 。手数料は送金額に応じて明示的に提示されるため、非常に透明性が高いです。
私が50万円を送金した際のシミュレーションでは、日本のメガバンクを使う場合と比較して、Wiseを使った方が1万円以上多くカナダドルを受け取れる計算になりました。この差は非常に大きいです。日本からの入金は、銀行振込またはデビットカードが利用できます 。
カナダの銀行口座開設までの生命線。Wiseを「仮のメインバンク」として乗り切る裏技
カナダに到着しても、すぐに現地の銀行口座(RBC, TD, CIBCなど)をスムーズに開設できるとは限りません。SINナンバーの取得や、住所証明に手間取ることもあります 。この「金融空白期間」を埋めるのが、まさにWiseの真骨頂です。
Wiseで本人確認を済ませてカナダドル口座を有効化すると、あなた専用のカナダ国内の口座情報が発行されます 。
- Institution Number (金融機関番号)
- Transit Number (支店番号)
- Account Number (口座番号)
これらはカナダの通常の銀行口座と全く同じ形式です。さらに、Wiseデビットカードを使えば、到着初日からスーパーでの買い物や交通機関の支払いが可能になります 。
つまり、Wiseは物理的な店舗に行く必要なく、カナダの銀行口座がなくても、お金を受け取り、使うことができる「デジタル上の仮設メインバンク」として機能するのです。これにより、家賃の頭金(デポジット)の支払いや、日々の生活費の管理が格段に楽になります。
ステージ2:日常生活編|家賃から割り勘まで。在住者だけが知るWiseとInterac e-Transferの使い分け
カナダでの生活に慣れてくると、日常的なお金のやり取りが増えてきます。ここで重要になるのが、カナダ独自の電子送金システム「Interac e-Transfer」とWiseの賢い使い分けです。
【重要】家賃(Rent)や光熱費の支払いはWiseでやるな!Interac e-Transferを選ぶべき理由
これは非常に重要なポイントです。結論から言うと、家賃や光熱費の支払いにWiseを使うのはお勧めしません。
カナダでは、個人間の送金や家賃の支払いは「Interac e-Transfer(インタラック・イー・トランスファー)」が圧倒的な標準です 。
「Interac e-Transfer(インタラック・イー・トランスファー)」は、相手のメールアドレスか電話番号さえ知っていれば、自分の銀行アプリからほぼ瞬時に、そして多くの場合手数料無料で送金できる仕組みです。大家さんや管理会社も、この方法か銀行からの自動引き落としを想定しています 。
Wiseからカナダの銀行口座への送金も可能ですが、これはEFT(電子資金振替)という扱いで、着金までに1営業日以上かかることがあります 。これはカナダの文化的な慣習に合っておらず、相手を不安にさせたり、支払いが遅れたと見なされたりするリスクがあります。
「郷に入っては郷に従え」。家賃のような重要な定期支払いは、現地の銀行口座からInterac e-Transferで行うのが最もスムーズで確実です。この事実を正直にお伝えすることが、あなたの信頼できる「先輩」としての私の役目だと考えています。
友人との割り勘戦争に終止符。Wiseが輝く瞬間、e-Transferが便利な瞬間
友人との割り勘では、状況に応じてWiseとe-Transferを使い分けるのがスマートです。以下の表を参考にしてください。
状況 | 推奨ツール | 理由 |
カナダ国内での割り勘 (全員CAD払い) |
Interac e-Transfer | 最速(ほぼ即時)で、通常は手数料無料。 カナダ国内の銀行口座間のやり取りに最適化されている 。 |
アメリカ旅行など、外貨での支払いを精算 | Wise | 誰かが米ドルで立て替えた場合、Wiseの米ドル残高間で送金すれば両替手数料がかからない。 通貨をまたぐ精算に圧倒的に強い 。 |
相手がまだカナダの銀行口座を持っていない | Wise | 相手がWiseアカウントさえ持っていれば、国籍や銀行口座の有無に関わらず送金可能。 新来者とのやり取りに便利。 |
Wise残高間でのお金のやり取り | Wise | Wiseユーザー同士で同じ通貨を送金する場合、手数料は完全に無料 。 |
このように、「カナダドルだけの世界ならInterac、通貨や国境をまたぐならWise」と覚えておくと間違いありません。
ステージ3:徹底活用編|Wiseデビットカードは「国境を越える魔法のカード」だった
Wiseの真価は、国境を越える時にこそ最大限に発揮されます。特にWiseデビットカードは、カナダ在住者にとってまさに「魔法のカード」となり得ます。
Amazon.caから近所のスーパーまで。「Wiseデビットカード カナダ」での賢い使い方
まず、カナダ国内での利用についてです。Wiseデビットカードは、VisaやMastercardのデビットカードとして、スーパー、レストラン、オンラインショッピング(Amazon.caなど)で問題なく利用できます 。RedditのユーザーもAmazonでの利用を報告しており、セキュリティ向上のために都度発行できるバーチャルカードの利用を推奨する声もあります 。
しかし、ここで絶対に知っておくべき重要な注意点があります。カナダで発行されたWiseデビットカードは、カナダ国内のATMで現金の引き出しができません 。これは多くの人が陥る罠です。「デビットカードだから」とATMに行っても、現金は引き出せないので注意してください。カナダ国内で現金が必要な場合は、カナダの銀行のデビットカードを使いましょう。
日本で発行されたWiseデビットカードの主な利用目的は、海外での支払いや現地通貨の引き出しです。そのため、カナダのATMでカナダドル(CAD)を現金で引き出すことができます。
これは「海外利用」にあたるため、カナダ発行カードの国内ルールは適用されません。
- Wiseでは、「毎月2回まで、かつ合計30,000円相当額」までの引き出し手数料が無料です。
- 無料枠を超えると、Wiseの所定の手数料がかかります。
- 現地のATMを管理する銀行によっては、別途利用手数料が上乗せされる場合があるのでご注意ください。
【体験談】アメリカ旅行で無双!カナダの銀行カードは不要、Wiseの米ドル決済が最強な理由
カナダ在住者にとって、アメリカへの旅行は非常に身近です。この時にWiseデビットカードを持っているか否かで、旅のコストが大きく変わります。
(注: レートや手数料は変動します。上記は一般的な比較例です )
表を見れば一目瞭然です。カナダの銀行カードは、ほぼ例外なく約2.5%の海外取引手数料(Foreign Transaction Fee)がかかります 。しかし、Wiseなら事前にカナダドルを米ドルに有利なレートで両替しておき、米ドル残高から支払うことで、この手数料を ゼロにできます 。
たとえ米ドル残高がなくても、Wiseが自動でカナダドル残高からミッドマーケットレートで両替してくれます。その際の手数料は約0.48%からと、銀行の2.5%に比べて圧倒的に安価です 。
私の経験上、アメリカ旅行にはVISAのクレジットカードとWiseデビットカード一枚あれば十分です。
日本のクレカ支払い、どうしてる?Wise経由で日本の銀行口座へ送金する具体例
カナダに住んでいても、日本のクレジットカードを維持している方は多いでしょう。その支払いはどうしていますか? カナダの銀行から日本の口座へ国際送金すると、高額な手数料と不利なレートに泣かされます。
ここでもWiseが活躍します。Wiseのカナダドル残高から、日本の自分の銀行口座へ送金手続きをするだけです 。手続きはアプリやWebだけで完結し、手数料は銀行の送金手数料に比べて格安。着金も非常にスピーディーです。カナダからWiseを使うことは、カナダで稼いだお金を無駄なく日本の支払いに充てることができます。
家族からの最強の仕送り。日本の親からカナダのWise口座へ送金を受け取る全手順
日本の家族から仕送りを受け取る際も、Wiseは最適解です。ポイントは、送金する側(日本の親)の手間とコストを最小限にできる点です。
従来の方法では、親が日本の銀行窓口で複雑な国際送金手続きをする必要がありました 。しかしWiseなら、以下の手順で非常にシンプルになります。
- 自分のWiseのカナダドル口座情報(金融機関番号、支店番号、口座番号)を日本の家族に伝えます 。
- 家族は、日本のWiseアカウントから、その口座情報宛に日本円で送金手続きをします 。
- 送金されたお金がWiseアカウントにカナダドルとして着金します
受け取る側は待っているだけ。送る側も、使い慣れた日本語のインターフェースで、まるで国内送金のように手続きができます。これは双方にとって大きなメリットです。
ステージ4:上級者向け注意喚起|私が5年間で経験したWiseの「まさか!」の失敗談と警告
Wiseは間違いなく便利なサービスですが、万能ではありません。そして、使い方を誤ると深刻なトラブルに繋がる可能性があります。ここでは、私の失敗談や、他の記事ではあまり語られないリアルな警告をお伝えします。これはあなたに同じ轍を踏んでほしくないという、先輩からの切なる願いです。
恐怖体験:ある日突然、口座が凍結。私が陥った「大規模送金」の罠と回避策
これは私が経験した中で最も恐ろしかったトラブルです。ある日突然、Wiseのアカウントが凍結され、資金にアクセスできなくなりました。原因は、マネーロンダリング対策(AML)や本人確認(KYC)に関する規制でした 。
特に大規模な金額の送金や入金は、Wiseのコンプライアンス部門による追加確認のトリガーとなりやすく、アカウントの一時凍結に繋がりがちです 。彼らは法律に基づき調査を行う義務があり、多くの場合、凍結の具体的な理由を教えてはくれません 。
- Wiseは保管場所ではない
これが最も重要です。Wiseを貯金箱のように使わないでください。Wiseはあくまで国境を越えるための「送金・決済ツール」です。生活資金の全額をWiseに入れておくのは絶対に避けるべきです。必要な分だけ入金し、取引が終われば速やかに自分の銀行口座に移す、という使い方を徹底してください 。
🧼 マネーロンダリング(資金洗浄)とは?
一言でいうと「汚れたお金をキレイに洗濯(ロンダリング)する」ことです。
犯罪グループなどが悪いことをして手に入れたお金(汚れたお金)は、そのままでは使いにくく、警察にも追跡されやすいです。そこで、送金サービスなどを通じて複雑にお金を移動させ、まるで正当なビジネスで得たかのような「キレイなお金」に見せかけようとします。この「洗濯」行為がマネーロンダリングです。
なぜかカードが使えない!ガソリンスタンドやホテルで決済が拒否される本当の理由
Wiseデビットカードが、残高は十分なはずなのに特定の場所で使えなくて困った、という経験はありませんか?特にガソリンスタンドやホテル、レンタカーで起こりがちです。
これは「事前承認(Pre-authorization)」という仕組みが原因です 。これらの店舗は、実際の請求額が確定する前に、カードが有効か確認するために、予想される最大額(例えばガソリンなら$100、ホテルなら1泊分の宿泊費など)を仮押さえします。
あなたのWise残高が、実際の利用額(ガソリン$40)に対しては十分でも、この仮押さえ額($100)に満たない場合、決済は拒否されてしまうのです。この仮押さえは、数日後に正しい請求額に修正されますが、その間はその金額がロックされます 。
カナダだと、ex.クレジットカードを決済機にタッチ⇒100ドル利用(ー)⇒100ドル返金(+)⇒70ドル(ー)実際に給油した金額がクレジットカード会社に請求される
ホテルやレンタカーなど、高額な事前承認が予想される支払いには、Wiseの残高を多めに入れておくか、こうした支払いに強い通常のクレジットカードを利用するのが賢明です。
「Wiseは銀行ではない」の意味。カスタマーサポートに期待してはいけないリアルな現実
トラブルに陥った時、多くの人がカスタマーサポートに助けを求めます。しかし、Wiseのサポートに、日本の銀行のような手厚い対応を期待してはいけません。
Wiseは銀行法ではなく、資金移動業者(MSB)としての法律に基づいて運営されています 。そのため、特に口座凍結のような深刻な問題が発生した場合、規制上の理由から「調査中です」「理由は開示できません」という定型的な回答しか得られないことがほとんどです 。物理的な支店もなく、担当者と直接話すこともできません。
「サポートの壁」は、ユーザーにとって大きなストレスとなります 。だからこそ、前述の通り「トラブルを未然に防ぐ使い方」が何よりも重要なのです。
仮想通貨(クリプト)は絶対にNG!一発でアカウント閉鎖になる禁止行為リスト
最後に、これは絶対に守ってほしいルールです。Wiseのアカウントを仮想通貨(暗号資産)取引に利用しないでください。
Wiseの利用規約では、仮想通貨取引所への送金や、取引所からの入金が明確に禁止されています 。これは、Wiseがプラットフォームのリスクを管理するための非常に厳しい方針です。
「少しだけなら大丈夫だろう」という軽い気持ちでこのルールを破ると、即座にアカウントが永久閉鎖される可能性があります。Redditなどでも、P2Pでの仮想通貨取引に関わった結果、アカウントを閉鎖されたという報告が散見されます 。Wiseの利便性を長く享受したいのであれば、仮想通貨には絶対に関わらないようにしましょう。
【結論】それでも私がWiseを心からお勧めする理由と、お得に始める紹介コード
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5年間使い倒した私が断言します。カナダ生活にWiseは「必要不可欠」です
ここまで、Wiseの光と影、その両方を包み隠さずお伝えしてきました。注意すべき点が多いと感じたかもしれません。しかし、それでもなお、私はカナダでの生活にWiseは必要不可欠だと断言します。
その理由は、Wiseが提供する圧倒的なメリットが、そのリスクを理解して正しく使えば、余りあるほど大きいからです。
- 圧倒的なコスト削減: 日本との送金やアメリカ旅行で、銀行を使うのに比べて年間数万円、数十万円単位の節約が可能です 。
- 時間と手間の節約: 渡航初期のセットアップや、国をまたいだ支払いを、スマホ一つで完結できる利便性は計り知れません。
- 金融の生命線: カナダと日本の間にある金融の壁を、最もスムーズに、そして低コストで繋いでくれる最高の架け橋です。
Wiseは「万能の魔法の杖」ではありません。しかし、その特性を熟知した上で使えば、あなたのカナダ生活をより豊かで、より自由にしてくれる「最高の専門道具」です。
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私の5年間の体験談が、あなたのカナダ生活の助けになれば、これほど嬉しいことはありません。もしこの記事を読んで「Wiseを使ってみよう」と思っていただけたなら、ぜひ以下の紹介リンクから登録してみてください。
このリンクから登録すると、最初の送金手数料が割引になる特典がついています。私が5年間、心から信頼し、使い続けてきたサービスだからこそ、自信を持ってお勧めできます。
迷わない!Wiseアカウント開設から本人確認までの全ステップ
最後に、登録で迷わないように、具体的なステップを画像付きで解説します。
- 紹介リンクをクリック: 上記のリンクからWiseの公式サイトにアクセスします。
- 基本情報を入力: メールアドレス、パスワードを設定し、居住国で「カナダ」を選びます。※日本で開設の場合は「日本」
- 個人アカウントを選択: 「個人」アカウントを選んで進みます。
- 電話番号認証: SMSで送られてくる認証コードを入力します。
- 本人確認を開始: 初めての送金手続きを行うか、「残高」を開設しようとすると、本人確認(Verify your identity)が求められます 。
- 書類のアップロード: 画面の指示に従い、パスポートの写真と、あなたの顔写真を撮影してアップロードします。
- 完了!: 書類に問題がなければ、通常1営業日以内にWiseから確認メールが届き、アカウントが有効になります。
さあ、あなたもWiseを賢く使いこなし、スマートなカナダライフをスタートさせましょう!
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