カナダでオーロラを見れる場所
皆さまの中にこのような考えの方はいらっしゃいますか?
- 「ああ、オーロラに出逢えたら、きっと忘れられない景色になるだろうね」
- 「この目でオーロラを見てみたいんだ、一生に一度の体験だから
- 「カメラに収めるより、目で見たいんだ、オーロラをね」
人生に一度はオーロラをみたいと思いませんか?
写真や映像でオーロラをみれても
ホンモノのオーロラをみれる人は少ないはずです。
この記事では
オーロラベルトに接している数少ない国であるカナダで
- オーロラが見られる確率や、観測しやすい場所を知りたい!
- あまり寒くない場所でオーロラをみたい
- オーロラを安くみるには?
- オーロラ観測便利サイト
について説明します。
カナダ旅行におすすめの雑貨
カナダに旅行すると決まったら
「お土産に何を買おう」
「カナダのお土産はどういうものがあるの」
「カナダの雑貨で魅力的なものはない?」
と気になりませんか?
この記事では
[…]
カナダのオーロラを見れる有名な場所
カナダで有名なオーロラを見ることができる場所はいくつかあります。
- イエローナイフ ノースウエストテリトリー州の- ここは世界でも最高のオーロラ観光地の1つです。
- ホワイトホース、ユーコン – 晴れた暗い空がありますので、ホワイトホースもオーロラを見るための素晴らしい目的地です。
- チャーチル、マニトバ – この町は「ポーラーベアの王国」として知られていますが、オーロラの観光地としても非常に人気です。
- ジャスパーナショナルパーク、アルバータ州 – この美しい公園は風景の美しさと晴れた夜空で知られており、オーロラを見るには最適の場所です。オーロラは冬の月に最も見られやすく、夜が最も長く暗い時期です。
イエローナイフ 鑑賞確率「世界一」の聖地
イエローナイフは、カナダでオーロラを見れる場所として有名!
3日間の滞在でオーロラを鑑賞できる確率は、現地のツアー会社などによると95%以上とされています。これは晴天率の高さと、オーロラベルトの真下に位置するという地理的条件によるもの。
- ノースウエスト準州の州都
- 北緯62度
- 平均気温 夏季:15℃ 冬季:-25℃
北緯62度は日本では北海道のはるか上。
北緯62度に位置している国は
- ロシア
- ノルウェー
- スウェーデン
- フィンランド
- カナダ
という寒い地域の代名詞の国。
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気温のイメージ
イエローナイフの平均気温
月別平均気温夏季のピークである7月の平均最高気温は21度・最低気温は13度です。一方、冬季で最も寒さが厳しい1月の平均最高気温はマイナス21度・最低気温はマイナス29度に達します。
イエローナイフの夏の平均気温15℃
北海道 生田原で最低気温-23℃を計測。日本では-25℃の地域はかなり限られます。
気象庁のホームページをみると、「3月の歴代最低気温」が以下のようになります。
順位 都道府県 地点 ℃ 起日 1 北海道 十勝地方 帯広 -35.2 1895年3月3日 2 北海道 宗谷地方 歌登 -34.1 1986年3月4日 〃 北海道 上川地方 旭川 -34.1 1895年3月3日 4 静岡県 富士山 -33.9 1946年3月8日 5 北海道 上川地方 朱鞠内 -33.2 1986年3月4日 6 北海道 上川地方 下川 -32.3 1986年3月4日 7 北海道 上川地方 占冠 -32.1 1986年3月4日 8 北海道 上川地方 美深 -31.5 1986年3月4日 9 北海道 上川地方 幌加内 -31.4 1986年3月4日 〃 北海道 網走・北見・紋別地方 滝上 -31.4 1986年3月4日 引用:気象庁
イエローナイフでオーロラを鑑賞できる時期
冬 11月~4月
夏 8月~9月
オーロラ鑑賞できるのは冬だけではありません!!
夏もオーロラ鑑賞できるチャンスがあります!
オーロラ鑑賞にいかない理由が
「極寒の地にいくのはいやだから」という方は
さかさオーロラ
夏にオーロラをみにいくことをおすすめする理由は
寒くないだけではありません。
湖が凍結する前にオーロラを観測できれば、空と湖面の両方にオーロラが映り込む「逆さオーロラ」の絶景に出会えるかもしれません!
カナダのスーパーで買えるお土産
こんな疑問ありませんか?
◇カナダ旅行のお土産、何を買えばいいか迷っていませんか?◆スーパーでもおいしいお菓子が買えると聞いたけど、どれがおす[…]
ホワイトホース 「雄大な自然」と楽しむオーロラ
- ユーコン準州の州都
- 緯度60度
- 平均気温 夏:14℃ 冬:-14℃
緯度はイエローナイフと同じくらい。
ホワイトホース
月別平均気温夏季のピークである7月の平均最高気温は20度・最低気温は9度。冬季で最も寒い1月の平均最高気温はマイナス11度・最低気温はマイナス18度です。
冬はイエローナイフのほうがホワイトホースよりも寒いとされています。
ホワイトホースでオーロラが見れる時期
冬季:11月~4月
夏季:8月~9月
ホワイトホースがオーロラ鑑賞に人気な理由
- 宿泊施設からオーロラ鑑賞できる
- イエローナイフよりも寒さが低減されている
宿泊施設からオーロラをみれることが選ばれる理由としておおきい。
寒さが苦手な方におすすめ!
その他の観測地:大自然との共演を求めて
イエローナイフやホワイトホースがオーロラ鑑賞の二大巨頭ですが、カナダの広大な大地には、それぞれ異なる魅力を持つ観測地が存在します。よりユニークな体験を求めるなら、以下の場所も選択肢となるでしょう。
- チャーチル(マニトバ州)
「ホッキョクグマの首都」として世界的に知られるチャーチルは、オーロラと野生動物の両方を堪能できる稀有な場所です 。特に秋から初冬にかけては、ホッキョクグマがハドソン湾の氷結を待つ姿と、夜空を舞うオーロラという、二つの絶景に出会える可能性があります。 - ジャスパー国立公園(アルバータ州)
カナディアン・ロッキーに抱かれたこの美しい国立公園は、世界最大級の「ダークスカイ保護区(光害が厳しく規制された地域)」に指定されています 。そのため、オーロラが出現した際には、無数の星々が織りなす天の川との豪華な共演を観測できるのが最大の魅力です。山々や湖といった雄大な風景と共に、星空とオーロラを一枚の写真に収めたいフォトグラファーにとっては、最高のロケーションと言えるでしょう 。
カナダでオーロラを見れる場所として 実は穴場!?バンクーバー(かなりレア)
バンクーバーからもオーロラが見れることがあります。
見える期間は稀。見えるオーロラは写真家が撮影するような「壮大できれいな」オーロラではないです。
とはいえ、オーロラをすこしだけ見たい人には、カナダ バンクーバーでオーロラを見るという選択肢もあります。
(オーロラを見れる可能性がかなり低いため、期待は禁物です)
運任せなオーロラ鑑賞のため、バンクーバー観光をしつつ、オーロラをみれたらいいなという方におススメ。
We could see Northern Lights are moving from Vancouver!
やった〜!タイミングよく明るくなって動いてるオーロラが見えたし奥さんのiPhone13で動画で撮れてる!
今回のは自分的にバンクーバーで見たオーロラで1番!#NorthenlightinVancouver#AuroraBorealis pic.twitter.com/OYGEgu0DiX— シバタ🦭カズマサ (@SIVA_ver0) September 4, 2022
オーロラを見れる時期 一覧
| 夏季 | 冬季 | |
| イエローナイフ | 8月~9月 | 11月~4月 |
| ホワイトホース | 8月~9月 | 11月~4月 |
オーロラが見れるベストシーズンは
- 夏の終盤~秋の初旬
- 冬期間
夏の終盤から秋の初旬にオーロラをみれることに
驚かれた方もおおいのではないででしょうか。
寒さを理由にオーロラ鑑賞を断念した方は、夏~秋に訪れるツアーに申し込みましょう!
ドラムヘラーは知る人ぞ知る恐竜の化石の有名スポット
太古の''恐竜の歴史''に触れてみませんか?
今回は、カナダのアルバータ州にあるドラムヘラーという場所をご紹介!カナダのドラムヘラーは地形の複雑さ、繁華街から遠く離れているということか[…]
オーロラとは
オーロラは夜空に美しい架空の光線として見られます。色は緑、青、紫などがありますが、青緑色が最も一般的。オーロラは時間とともに変化することがあり、また、オーロラには動きがあります。
カナダでは、オーロラを観るためには北部の地域が最適。これは、これらの地域には光汚染が少ないためです。また、冬の時期には夜が長いため、オーロラを見る機会がより多いと考えられます。
有名なオーロラ観光地としては、イエローナイフ、ホワイトホース、チャーチル、ジャスパーナショナルパークなどがあります。これらの場所では、普段からオーロラ観測ツアーが行われており、観光客にはオーロラを最大限に楽しむことができます。
プロのように予測する オーロラ予報「アプリ」活用術
カレンダーで見れるオーロラ予想
2時間前~40分後までのマップで見るオーロラ予報
SPACE WEATHER PREDICTION CENTER
次に説明するこちらのサイトは、30から90分後までのオーロラの強さと範囲をおしえてくれます。
イエローナイフやホワイトホースのオーロラスポットににいるときに重宝するサイト。
会員登録不要、無料でオーロラ予報をみれます。
旅行計画の核心 ツアー選びと予算の立て方
鑑賞スタイルの比較分析:『施設滞在型』 vs 『オーロラハンティング型』
| 施設滞在型 | オーロラハンティング型 |
| イエローナイフの「オーロラビレッジ」に代表される、光害のない郊外に設置された専用施設でオーロラの出現を待つスタイル 。 | 専門ガイドがその日の雲の動きやオーロラ予報を分析し、車で最適な観測スポットを探し求めて移動するスタイル 。 |
| メリット ・ティーピーやキャビンなど、暖かい待機場所がある。 ・温かい飲み物や軽食のサービスが充実している。 ・トイレなどの設備が整っており快適。 |
メリット ・天候が悪くても、雲の切れ間を探して移動するため、鑑賞確率を最大限に高められる。 ・毎晩異なる場所で、様々な構図のオーロラを楽しめる。 ・少人数制のツアーが多く、ガイドとの距離が近い。 |
| デメリット ・鑑賞場所が固定されているため、施設の真上が曇っていると鑑賞が難しい。 ・大規模なツアーが多く、他の観光客も多い 。 |
デメリット ・常に屋外にいるため、防寒対策がより重要になる。 ・快適な待機場所や常設トイレはない場合が多い。 |
| その他 寒さが苦手な方、快適性を重視する方、小さな子供連れの家族、オーロラ鑑賞初心者。 |
その他 写真撮影にこだわりたい方、少しでも鑑賞確率を上げたい方、アクティブな体験を求める方。 |
カナダ・オーロラ旅行の費用はいくら?(2025-2026年目安)
2025年~2026年シーズンのツアー料金は、旅行日数、ホテルのグレード、利用航空会社により大きく変動します。目安として、イエローナイフのツアーは約40万円台から150万円以上、ホワイトホースのツアーは約50万円台から80万円程度まで幅広い価格帯で提供されています。
ツアーを組まなかった場合の費用 2月中旬
往復
- 往復飛行機代 28万円~ (日本からイエローナイフ 乗り継ぎ1回)
- 往復飛行機代 28万円~ (日本からホワイトホース 乗り継ぎ1回)
ホテル
- ホテル代 4~22万円 (ホワイトホース 現地4泊)
- ホテル代 5~22万円 (イエローナイフ 現地4泊)
飛行機代とホテル代だけでも30万以上。
空港からの送迎やガイドツアーの料金を考えると
ツアー料金が高いのも納得。
カナダ オーロラツアー

JTB
JTBが提供する「ルックJTB」のイエローナイフ6日間ツアーを一例として紹介します。(2025年10月時点の情報)
旅行代金:689,900円~
特徴:オーロラビレッジでの鑑賞3回、防寒具一式レンタル付き。
※最新の料金やプラン詳細は、必ず公式サイトでご確認ください。
準備は万全に!持ち物リストと服装ガイド
オーロラ鑑賞は、寒さとの戦いでもあります。特に冬のシーズンはマイナス30度を下回ることも珍しくありません 。適切な準備が、旅の快適さを大きく左右します。
季節別の服装完全ガイド キーワードは「レイヤリング」
極寒の地では、厚手のものを一枚着るのではなく、「重ね着(レイヤリング)」で空気の層を作ることが最も効果的です。
- ベースレイヤー(肌着)
汗を素早く吸収・発散する化学繊維(ヒートテックなど)のものが必須。汗が冷えると急激に体温を奪われます。 - ミドルレイヤー(中間着)
保温性を担う重要な層。フリースや薄手のダウンジャケットなどを重ねます。気温に応じて着脱し、体温を調整します。 - アウターレイヤー(外着)
風と雪を防ぐ、最も外側の層。防水・防風性に優れたスキーウェアや、ツアーでレンタルできる専用の防寒具が最適です。
必須の持ち物チェック
防寒アクセサリー
- 帽子: 耳までしっかり覆える、フリースの裏地付きなどがおすすめ。
- ネックウォーマー・バラクラバ(目出し帽): 首元や顔を寒さから守る最重要アイテム。
- 手袋: 細かい作業用の薄手の手袋と、その上から着ける防水の厚手ミトンの二重使いが基本 。
- 靴下: 厚手のウール素材のものを2枚重ねるなど工夫を。
- 使い捨てカイロ: ポケットや靴の中に入れておくと安心です。
電子機器の寒さ対策:
- 予備バッテリー: 低温下ではバッテリーの消耗が非常に早くなります 。スマートフォンやカメラの予備バッテリーは必須です。
- 保温対策: バッテリーをカイロと一緒にポケットに入れておくなど、冷やさない工夫が重要です。
その他:
- サングラス: 日中の雪の照り返しは非常に強いため、目を保護するために必要です。
- 保湿クリーム・リップクリーム: 空気は非常に乾燥しています。
初心者のためのオーロラ撮影ガイド 感動を写真に残そう
目の前に広がるオーロラの絶景は、ぜひ写真に収めたいもの。少しの知識と準備で、初心者でも感動的な一枚を撮影することが可能です。
必要な機材と基本カメラ設定
スマートフォンでも撮影は可能ですが、より美しく撮るならマニュアル設定ができるカメラが理想的です。
- 必須機材
- カメラ: マニュアルモード(Mモード)で撮影できる一眼レフ、またはミラーレスカメラ 。
- レンズ: できるだけ空を広く写せる広角レンズ(24mm以下がおすすめ)。F値(絞り)の数字が小さい(F2.8など)、明るいレンズが最適です 。
- 三脚: シャッターを長時間開くため、カメラを完全に固定する頑丈な三脚は絶対に必要です 。
- レリーズ(リモートシャッター): シャッターボタンを押す際のブレを防ぎます。なければカメラのセルフタイマー機能で代用しましょう 。
- 基本カメラ設定: まずはこの設定を基準に、オーロラの明るさに合わせて調整してみてください。
寒冷地での撮影のコツと注意点
- バッテリー管理: 予備バッテリーを複数用意し、使わないものは服の内ポケットなどで温めておきましょう 。
- 結露対策: 撮影後、冷え切ったカメラを暖かい室内に持ち込むとレンズが結露します。室内に入る前に、カメラをジップロックなどの密閉できる袋に入れ、ゆっくり常温に戻すことで結露を防げます 。
- 試し撮りを繰り返す: オーロラの明るさは刻一刻と変化します。撮影した画像をこまめに確認し、「暗すぎる」と感じたらISO感度を上げるかシャッタースピードを長く、「明るすぎる(白飛びする)」ならその逆、と微調整を繰り返すことが成功の鍵です 。












